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よくあるご質問

タンクについて

Q.ポリエチレンタンクの使用可能な温度範囲を教えてください。

A.

内溶液の流体温度は基本的に、枠なしタンク-20~40℃、枠付タンク-20~60℃としておりますが、AT型・SA型の場合、枠付ではありますが、形状・内溶液を勘案し、上限40℃としております。ただし、常時高温度でのご使用の場合は、タンクに変形が生じたり、寿命に影響を与える恐れがありますので、お近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。また、AT型で40℃を超える場合につきましても、お近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.ポリエチレンタンクの圧力許容範囲を教えてください。

A.

圧力許容範囲は加圧+0.98kPa(≒0.01kgf/cm2)、減圧-0.49kPa(≒0.005kgf/cm2)です。
標準設計圧力は大気圧になっておりますので、許容範囲を超えますとタンクが変形し破損の原因となりますので、ご注意ください。

Q.ポリエチレンタンクの耐用年数を教えてください。

A.

使用環境(内溶液・設置場所・ご使用温度など)により異なるので、一概には言えませんが、屋外設置の場合10~15年を目安としてお考えください。

Q.屋外で乳白色(自然色)タンクを使用することは可能ですか。

A.

乳白色(自然色)タンクは紫外線に弱く、2~3年でひび割れ(クラック)が発生してしまいますので、屋外で長期間のご使用はできません。

Q.ポリエチレンタンク本体に塗装はできますか。

A.

ポリエチレンは塗装しづらい材質の為、弊社では塗料の取扱いを行っておりません。また、弊社では塗装を推奨しておりません。

Q.ポリエチレンタンクの耐薬品性資料はありますか。

A.

弊社ホームページに掲載しております。こちらをクリックし、ご覧ください。掲載されていない薬品につきましては、お近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.ポリエチレンタンクに食品用途の液体を入れることは可能ですか。また、証明書はありますか。

A.

当社の製品は、一部製品を除ぎ旧PL適合品(移行措置期間中)になりますので、使用可能です。証明書発行につきましては、お近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.ポリエチレンタンクに飲料水を入れたいのですが、匂いがついたりしますか。

A.

当社の製品は、一部製品を除き旧PL適合品(移行措置期間中)になりますので、安全衛生上問題ありませんが、ポリエチレンの匂いがついてしまいます。水に活性炭を入れたり、温めのお湯で数回すすいだりすることにより、匂いの減少を図ることはできますが、完全には無くなりません。また、貯蔵期間が長いほど匂いがつきやすくなりますので、保管期間は短い方が望ましいと言えます。(軟水と硬水では、硬水の方がにおいがつきにくい傾向があります。)詳しくは、お近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.A型は密閉円筒タンクというのはわかりますが、「AB型」はどういうものですか。

A.

AB型の”A”は密閉円筒タンクを表し、”B”はタンクの色BLACK(黒)を表しています。AW型ですとタンクの色WHITE(白(ナチュラル))となります。
(2021年1月1日よりAB型、AW型の表記はおこなっておりません。)
※2021年1月1日より、銘板シール表記を変更しております。「型式-容量-色」

Q.タンクの銘板シールに明記されている「H-30」は何ですか。

A.

弊社は、ポリオレフィン等衛生協議会に加盟しており、「H-30」は弊社のポリオレフィン等衛生協議会会員番号です。

Q.ポリエチレンタンクの寸法を変えることは可能ですか。(12,000Lタンクが欲しいのですが。)

A.

ポリエチレンタンクの場合、寸法を変えることはできませんが、FRPタンクであれば対応可能です。詳しくはお近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

ローリータンクについて

Q.ローリータンクを埋設して使用したいのですが使用できますか。

A.

地中に埋めてのご使用は土圧に耐えられない為、ご使用できません。

Q.ローリータンクに液出口以外の部品、ボールタップやレベルゲージを付けたいのですが可能ですか。

A.

サイズ・取付位置は限定されますが、取付可能です。詳しくはお近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.ローリータンクの液出口に直接バルブを接続できますか。

A.

直接バルブを接続することはできません。弊社独自規格のソケットが必要となります。ソケットは在庫品ですので、即納可能です。

Q.ローリータンクの側面にフィッティングは取付できますか。

A.

サイズ・取付位置は限定されますが、取付可能です。詳しくはお近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.ローリータンクは、食品用途の液体を入れることは可能ですか。

A.

現在、旧PL適合品(移行措置期間中)となりますが、使用可能です。但し、Y-800L黄・Y-1,000L黄・Y-1,300L黄・Y-2,000L黄・Y-3,000L黄に関しましては、お近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

角型容器・丸型容器について

Q.角型容器、丸型容器、ローリータンクに薬品・油・溶剤を貯蔵できますか。

A.

角型容器、丸型容器、ローリータンクはそのような内溶液の貯蔵を想定した設計を行っておりませんので工業(化学)薬品の貯蔵はできません。

Q.廃液(オイル)の受け皿としてRX型を使用したいのですが、可能ですか。

A.

一時的なご使用は可能ですが、長期貯槽用としては耐薬品性に問題があり、ご使用できません。したがいまして、ご使用の場合は保証対象外となりますので、ご了承ください。

Q.角型容器、丸型容器に排水栓を付けたいのですが可能ですか。

A.

角型容器R-300L、R-500Lには、RL用40A排水栓が取付可能です。丸型容器T-200L、T-300Lには排水栓付のT-200LF、T-300LFをご用意しております。他の容器についてはお近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.角型容器にキャスターやフロ栓を取り付けることは可能ですか。

A.

角型容器(R型)にキャスター取付は可能です。製品名の後ろに”K”がついているものがキャスター付を表しています。(例:R-500LK)フロ栓は、R-500L、R-300L、R-200Lが取付可能です。

Q.角型容器にオーバーフローや配管用部品を取付できますか

A.

サイズ・取付位置は限定されますが、取付可能です。詳しくはお近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.角型容器、丸型容器に目盛は付いていますか。

A.

ほとんどの製品に目盛は付いています。詳細はこちらの表を参照してください。

Q.角型容器、丸型容器に蓋は付いていますか。

A.

蓋は、別売りとなります。角型容器、丸型容器で成形品の蓋を御用意している製品は下表の通りです。下表に未掲載の製品に蓋を付けたい場合は、お近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

角型容器R-200L、R-500L、RV-500L、RP-1,000L
丸型容器T-75L、T-100L、T-200L、T-300L
Q.角型容器、丸型容器の白い模様はなんですか。

A.

ご質問の製品は、低発泡射出成形という成形方法で生産しております。本成形は、ポリエチレンに窒素ガスを封入した状態でポリエチレンを射出成形しております。ご質問の白い斑(まだら)模様は窒素ガスです(青はポリエチレンです)。

部品について

Q.部品の交換はできますか。

A.

仕様により形状は異なりますので、交換したい部品の写真をご送付ください。写真を拝見し、交換の可否を確認いたします。尚、部品の保管年数は販売終了から10年間ですので、あらかじめご了承ください。

Q.部品のみの発注はできますか。また、取付方法を教えてください。

A.

部品のみのご注文も承っております。部品のご注文及び取付方法についてはお近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

Q.タンクにフィッティングを取り付ける方法を教えてください。また、その際タンクに開ける穴径を教えてください。

A.

弊社のタンク取扱説明書に記載しておりますので、こちらをクリック(P.9)し、ご覧ください。

Q.フィッティングやフランジ付短管とは何ですか。また、図面をいただけますか。

A.

フィッティングやフランジ付短管は配管を接続するための部品です。また、図面は弊社ホームページに掲載しております。こちらをクリックし、ご覧ください。

Q.側面ノズルの最下部、最上部の取付寸法を教えてください。

A.

弊社タンクカタログに掲載しております。カタログはこちらをクリック(P.27,28,29)し、ご覧ください。

Q.融着式の側面マンホールは何Lから取付できますか。

A.

A型の6,000Lから取付可能です。

荷降ろしについて

Q.タンクの荷降ろし、据付方法を教えてください。

A.

弊社のタンク取扱説明書に記載しておりますので、こちらをクリック(P.2)し、ご覧ください。

Q.Y-2,000L、Y-3,000Lは、どのように荷降ろしするのでしょうか。

A.

Y-2,000Lは80kg、Y-3,000Lは140kgの質量があり、人力では荷降ろしが困難ですので、通常フォークリフトでの荷降ろしとなります。
また、Y-3,000Lには天面にアイボルトが4ヶ所付いていますので、クレーンでの荷降ろしも可能です。

廃棄処理について

Q.ポリエチレンタンクの廃棄処理をしてもらうことは可能ですか。

A.

撤去と併せて、取引がある産廃業者へ依頼可能です。また、弊社製造の円筒型タンクおよびコンテナーであれば、広域認定制度に基づき、廃棄物処理可能です。詳しくは、お近くの東京本社・支店・営業所までお問い合わせください。

レンタルについて

Q.レンタルのタンクは取り扱っていますか。

A.

弊社としてレンタルタンクは取り扱っておりません。

成形方法について

Q.カタログにある「SF」「RM」「BL」は何ですか。

A.

成形方法を表しております。SFは低発泡射出成形(Structural Form Injection)、RMは回転成形(Rotational Molding)、BLは中空成形(Blow Molding)を意味しており、各々その成形方法によって生産された製品となります。