サポート情報Support

使用方法について

[ご使用上の注意]

水張りテスト

  • ご使用前には必ず水張テストを行い、接続部から液漏れが無いことを確認してください。
  • 水張テストに使用した水は完全に除去し、拭き取った後使用してください。

特に硫酸のように薬品によっては残っている水と反応して発熱し、タンクが溶融、或いは変形することがあります。

流体温度

    型式 SP型、SL型 A型、HA型、N型 SA型 AT型、ATN型
    流体温度(℃) -20~40℃ -20~60℃ -20~40℃ 0~40℃
  • 上記最高使用温度は比重1.3以下を基準としていますが、ポリエチレン高温時に於ける薬品の影響(耐薬品性)は考慮しておりません。実際の使用に際しましてはポリエチレンの耐薬品性(産業容器は適用外)を確認してください。

酸欠危険

  • タンク内に無断で入らないでください。酸欠の危険性があります。

転落危険

  • 無断でタンクの天板に乗らないでください。落下の恐れがあります。

洗浄

  • タンク使用前には、タンク内を十分に水洗いしてください。

特に食品関係の貯槽として使用する場合は、十分洗浄してください。

火気厳禁

  • タンクはポリエチレン製ですのでランプ、火気、蒸気等の高熱を近づけないでください。タンクが溶融する恐れがあります。
  • 補強枠に溶接加工する場合は、補強枠をタンク本体から外してから行ってください。

過度な加圧減圧厳禁

  • エアー抜きは開放にしてタンクに加圧減圧が掛からないようにしてください。
    ※タンク標準設計圧力は大気圧です。(参考値:加圧+0.98kPa、減圧-0.49kPa)気密仕様は別途仕様となります。
  • 密閉状態で加圧した場合、タンクが膨らみ破損の恐れがあります。また、減圧は天板の落ち込み、ノズルの破損、胴部の凹みなどの恐れがあります。
  • タンクローリーからタンクへ液入れする時、エアー抜きは必ず開放にし、水封等の密閉状態にしないでください。塩素ガスなどの有毒ガスは、大気放出しないようガス洗浄装置を取付け処理してください。